こんにちは。ゆーしです。
前に持久力について説明しました。
持久力は
「疲労をすることなく、
運動や課題を継続して行う能力」ということでしたね。
では、この持久力を鍛えるにはどうしたら良いと思いますか?
ランニング?筋トレ?...など
いろいろ思い当たると思います。
また、負荷量や回数などはどう思いますか?
高負荷(重くする)? 低負荷(軽くする)?
10回くらい? 30回くらい?...
さらに頻度はどうでしょう?
毎日? 1日おき? 週に2,3回?...
筋肉の持久力のトレーニングに
最適な方法、負荷量、回数、頻度は、
わかりますか?
そこで、今回は筋肉の持久力のトレーニングについて
運動療法で学んだ知識をもとに解説をしていきたいと思います。
結論:持久力トレーニングは、低負荷で疲労困憊まで毎日行う
冒頭で持久力を鍛えるには、どう思うかを聞きましたね。
正解は、両方です。
トレーニングの方法はどんなことでも大丈夫!!
負荷量や回数に関しては、
イメージができたのではないでしょうか?
低負荷でもうできないところまでの回数を行えば
持久力をトレーニングすることができます。
あなたは筋トレをするときに自重でしていますか?
自重とは、自分の体重の負荷で
腕立て伏せ(プッシュアップ)や腹筋(クランチ)などをすることです。
自重で筋トレをするということは、負荷が比較的少ないため
これ以上できない状態まで追い込む必要があります。
つまり、ただ筋肉が付くだけではなく、疲労しにくい筋肉にすることができます。
ダイエットにも筋持久力のトレーニングは効果的だと思います。
頻度に関しては、
毎日と思う人と、間隔をあけると思う人に分かれたのではないでしょうか。
運動療法の授業では、“できるだけ毎日”と習いました。
筋肉通や超回復については、詳しく学んでないので、
分かり次第書こうと思っております。
筋持久力の評価
筋持久力を調べるには、2つの方法があります。
1.筋の持続収縮を保つ能力である静的筋持久力
➡等尺性収縮の最大持続時間を測定
2.反復収縮を行う能力である動的筋持久力
➡等張性収縮の最大反復回数を測定
静的持久力
1つ目の静的持久力は、どのくらい同じ状態を保つことができるか
時間を測ることで評価できます。
例えば、力こぶの筋肉である上腕二頭筋だと
重りを持って肘を90°に曲げた状態で、
何秒間キープすることができるかで
静的持久力がどのくらいあるかを確認することができます。
動的持久力
2つ目の動的持久力は、一定のリズムもしくは一定時間内でどのくらい動かせるか
回数を測ることで評価できます。
例えば、上に同じ上腕二頭筋だと
同じリズムで何回腕の曲げ伸ばしができるかで
動的持久力がどのくらいあるかを確認することができます。
この評価をするにあたって、
相対的負荷と絶対的負荷があります。
相対的負荷
各個人の最大筋力を基準に負荷を決めることです。
例えば、最大筋力の50%の重さ
10 kgが最大筋力であれば、その50%の5 kgが相対的負荷となる
効果的な負荷量は、最大筋力の30~60%といわれています。
最大筋力は1RMを測ることで調べることができます。
RMは(Repetition maximum) の略で反復最大負荷を表します。
つまり、上がるギリギリの重さが最大筋力となります。
これの持久力は相対的持久力となります。
絶対的負荷
絶対的な量を用いて負荷を決めることです。
例えば、7 kg、10 kgの重りを使うなど
重さで負荷を決めるとき。
これの持久力は絶対的持久力となります。
実際に測定をしましたが、どちらの持久力も疲れましたw
いずれも限界までやっているので筋肉が悲鳴をあげていましたw
案の定、次の日には筋肉痛がきましたねw
筋力と筋持久力の関係性
- 相対的な筋持久力は年齢や性別による差はありません。
自分の最大筋力の●%の負荷となるので
なので、持久力のトレーニングをするときには
相対的負荷で筋トレをする方が効果的です。
- 絶対的な筋持久力は最大筋力が大きいほど大きくなります。
みんな同じ重さになるのだから筋力が
多い方が持久力も大きくなりますね。
筋持久力トレーニングの効果
筋持久力トレーニングをすると、
- 細胞に存在するミトコンドリアという物質の
大きさが大きくなり、数も多くなる。 - 筋肉の血流量が増える。
- 酸化系エネルギー供給に関する酸素活性が上昇する。
- 速筋線維が遅筋線維へと変わる。
まとめ
筋持久力トレーニングを行うときは、
低負荷で疲労困憊まで毎日やりましょう!!
効果的な負荷量は、相対的負荷で
最大筋力の30~60%でするのがいいでしょう!!
筋持久力を鍛えれば登山のときも
疲れないで登っていけますね。
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